2008年1月12日(土)
鼠も土中から出づる年
戊子とは、十二支と十干を組み合わせた干支(かんし)の内の一つです。
十二支は聞いたことがあるとは思いますが、十干は、あまり馴染みがないと思います。
十干とは、中国古来の哲理で、万物をなすものという考えのもと
占いのような側面も持っていたものようです。甲乙丙丁戊己庚辛壬癸の総称です。
これ以上の詳しい説明は、ここでは略させてもらいます。
十二支と十干を組み合わせた時、出来る組み合わせは全部で六十。
六十年経つと、再び生まれた年の干支に還ります。
このことを還暦といい、古来寿命が短かった時分には、六十年という長寿を祝っており、
この風習が現在までも伝承されているしだいなのです。
還暦という言葉は聞いたことがあるんじゃないでしょうかと思います。
十二支と十干の組み合わせや十干じたいは、あまり馴染みがないと思うかも知れませんが、
実は何度か目にしたことがあると思います。

その一例として、「甲子園」…の甲子。
あれは、甲子園球場が甲子の年に出来たからそう呼ばれているそうです。
「壬申(じんしん)の乱」…歴史上で、壬申の年に起きた乱だから。
「丙馬」…多分現代社会などでならう言葉だと思います。
中国の迷信が日本に伝わって、今のように捉えられているということです。

あまり良い意味で使われていません。
他にも十干としては、今も残っているのが、住所の表示。
そして、本当かどうか定かではないですが、昔は学校の成績を、十干の甲乙丙丁…、のようにつけていたということも見たことがあります。(
某漫画の内容より) 実は結構登場してくる十二支と十干。注意深く観察してみるのも面白いんじゃないでしょうか?
以上、知識の日記、第二弾でしたー。
連続で長い日記になってしまいました。すいません。m(__)m
なにはともあれ、今年もよろしくお願いいたします。       古田

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